NPO法人 みさと生涯学習ネットワーク

設 立 趣 旨 書

 

1趣旨

 世界に例を見ない長寿社会日本、そして超高齢化社会を迎えつつ、介護保険制度が始まる中で、今私たちに求められることは、市民の生涯学習の手助けとなる活動内容をより充実させ、スムーズに行えるような組織が必要です。
 今までの教育ほ、自分の利益のみを獲得することを目的として行われてきました。
しかし、社会がバブル経済崩壊後その考え方は間違いであることに気づき、自分だけが利益を独占して生きるのではなく、他者を生かし、自分も他者と共に共生できることに気が
つきました。
 現代社会は、無気力、無関心、住民の連帯感の喪失、などから地域社会の崩壊及び教育希境が悪化しつつあります。学校教育以外の学習期間が長く特に高齢化世代の学習意欲の高まりは、心豊かな熟年生活を送るための重要なキーワードとなりました。又、明日の日本を背負う世代、特に少年期の地域コミュニティーへの関わりも重要な課題の一つと考えられます。
 そこで、公共の福祉の増進を図りつつ、真の豊かな次代をになう地域社会の形成を目
指すには、生涯学習を通じて互いに支え合い、心の通じ合う明るい社会を作り上げる事が
急務であると思います。

 これからの社会は知的満足度が求められ、学校で学んだ後も生鍵を適して、新しい知識や技能を学ぶことが大切です。みさと生涯学習ネットワーク(MSN)は生涯学習に関す
るあらゆる活動を穏極的に行うことを最大の目的としてr生涯にわたる学習活動の支凄を
すること」を基本理念に活動する団体です。

2 申請に至るまでの経過

 平成6年度から三郷市が主催した生涯学習指導者養成講座を受講した修了者が中心となり「生鍵学習ボランティアサークル」を作り活動を続けてまいりました。その間、各種サ
ークルの立ち上げ、サークル間の交流促進、行政主催の生産学習フェスタの出展及び企画会藩参加、各種教養講座の開催(受託)等、市民の生涯学習活動を円滑に進めていくために、地域に密着した活動を展開してきました。特に昨年は、「さわやか熟年生活請座」を初めて4回シリーズで開催しました。最後の簿座で介護の問題を取り上げ、時代に即したテーマであった為市民から高い評価を得ることが出来ました。
 1997年頃から街づくり市民ネットがNPOに関して良くシンポジュクムを開催していた。そこへ参加する機会があり、次第にNPOに関心を持ち始めました。そんな申1998.12月NPO法が施行された。以来会の中で研修会を重ね、名称を特定非営利活動法人rみさと生涯学習ネットワークjに変えより充実した活動を始めることに決定した。
 今後の活動は、ネットワークを活用した生涯学習活動の促進、生涯学習情報の受発膚できる状況、「学びたいときに」r学びたことがJ「直ぐに学べる」を市民の目鼻に立ち努力
する所存です。知的満足度の高い市民社会に寄与することが、私達のみさと生涯学習ネ
ットワーク」設立の目的です。

平成12年4月5日         

 特定非営利活動法人 みさと生涯学習ネットワーク
              設立代表者住所埼玉県三郷市彦成3−10-15−804

氏名 水野 守久